1.はじめに
お久しぶりです、gensenです。
今回は、svシーズン1を岩統一で潜った記念として記事を書きました。svでは初めての記事となります。
結果は最終1万位台と語ることのない結果でしたが、少しでも参考になればと思いますのでよろしくお願いします。
2.構築経緯
環境初期に多かった初手wロトム、キノガッサ、マスカーニャに対してテラスタルを切ってでも安定して対面で勝つことができるスカーフ草キラフロルから構築を組み始めた。
キラフロルは特にサーフゴーに隙を見せるので悪だくみゴールドラッシュに後投げできるチョッキバンギラスと噛み砕くを搭載した襷黄昏ルガルガンの二匹を採用し基本選出とした。
対面選出を行う三匹では受け回す構築を崩しきれないのでキョジオーンを採用。型はいろいろさまよった末に身代わり守る型にした。
特殊にはチョッキバンギを後投げして砂を撒くことで対処していたので、対物理特にドドゲザンを意識して脱出パックセキタンザンを採用。
対カバルドン用にカジリガメを入れていたがうまく扱いきれないまま最後まで戦った。
3.個体紹介
キラフロル@スカーフ 草テラスタル
毒化粧・臆病
努力値:h4 c252 s252
実数値:h159-×-110-182-101-151
ヘド爆・エナボ・大地・マジシャ
パルデアのウツロイド。UBと比較されるのに勝るとも劣らないのがまじですごい。
一般的に襷を持ったステロ巻きがメジャーだが、そこと相反するようなスカーフアタッカーで採用。草テラスタルを切ることで多くの草タイプや水タイプに対面で勝つことができ特に環境序盤重宝した。特に初手で出せば起点づくりと誤認して1ターン目から数的有利をとれる試合もあった。
逆に環境終盤ではwロトムやキノガッサが数を減らし、600族ドラゴンが暴れて使いづらくなると思ったが、ドラパルトの上からマジシャできたり、特性によって物理に後投げして毒びしを撒いてキョジオーンで身代わり守るをして勝つことができるなど、腐ることがほとんどなかった。
単体の強さだけ見ればキョジオーンのほうが上だが現状の岩統一での重要性はキラフロルのほうが高い。このポケモンの型でその岩統一の特色が出る。
砂起こし・意地っ張り
実数値:207-185-140-×-128-81
・hd:サーフゴーの悪だくみゴールドラッシュ確定耐え
・hb:地面セグレイブの地震確定耐え
エッジ・噛み砕く・地震・冷凍パンチ
チョッキを持たせてここまで特殊耐久に振るとサーフゴーの悪だくみゴールドラッシュまで耐える。すごいというかいかれている。地震と冷凍パンチで打点を広げた形だが、けたぐりや炎のパンチも欲しい場面があった。
毒テラスタルは耐性がバンギラスとよかったので採用したが、地面の一環はやっぱり気になった。あんまりテラスタルは切らないから結果論よかった。
龍舞型も試したが、一回舞ってもマスカーニャを抜けないのが非常につらい点で、キノガッサのマッハパンチもありテラスタルと相性より環境的に悪い点なのかと思う。
硬い爪・陽気
努力値:h4 a252 s252
実数値:151-169-85-×-85-178
インファ・噛み砕く・アクセルロック・カウンター
岩ポケモン最強の襷枠。どの時代も安定して強い。
襷枠ということで選出回数が多くなることが分かっていたのでサーフゴーへの打点として噛み砕くを採用。カウンターも相手のテラスタルにあまり依存しないので今作も強いと思っている。
結果的にじゃれつくを切った形になるが、陽気a252のじゃれつくでは無振りガブリアスをワンパンできないため、特に後悔などはなかった。他には、挑発やがむしゃらも採用候補ではある。
キョジオーン@食べ残し 妖テラスタル
清めの塩・腕白
努力値:h252 d236 s20
実数値:207-120-165-×-140-58
・同族意識のs20振り
塩漬け・身代わり・自己再生・守る
今作の問題児。岩単の限界に挑戦した塩。
ぶっ壊れ特性清めの塩とぶっ壊れ技塩漬けの二個で環境最上位と戦っているポケモン。初期から最後のほうまで飛行テラスタルを軸に、地震採用や毒々玉投げつけるなどいろんな型を試したが、結局見えない対策である隠密マントと身代わりには抗えないので、それ以外に勝てる妖テラスタルの身代わり守る型を最後に採用した。ちなみに格闘耐性あるタイプにテラスタルすることでコノヨザルのメインウェポンを両半減できる現状唯一のポケモンとなることができる。ここに毒びしや毒毒玉投げつけると組み合わせることでコノヨザルの処理速度を上げることができる。
今作の岩統一は常にキョジオーンで詰めるという勝ち筋がある分、見えない対策に対してキョジオーンを出さない選出をメインに据える必要がある。
セキタンザン@脱出パック 草テラスタル
炎の体・図太い
努力値:h252 b252 s4
実数値:217-×-189-100-110-51
オバヒ・ボディプレ・テラバ・鬼火
弱いと思っていたが全然強かった。岩炎がかなり強い。
物理に後投げすることを想定した型で、後投げした後即オバヒで脱出することで強引に有利対面を作ることができる。これはスカーフキラフロルや襷黄昏ルガルガンと相性がよく、サイクルを回せない岩統一にとって一度きりではあるが攻撃的なサイクルを回して崩す起点を作れることが最大の強み。炎の体の接触回数を増やすこともとても大事。ボディプレは最初パワージェムだったが火力が足りないことやドドゲザンに安定して打てる技が欲しかったので採用。
草テラスタルは岩炎と非常に相性がいいが、草タイプ自体は弱点が多いのでテラスタル切るタイミングがとても重要。
カジリガメ@ 草テラスタル
頑丈顎・陽気
努力値:h76 a4 b244 d12 s172
実数値:175-136-141-×-90-172
・殻を破る後、スカーフ陽気ガブリアス抜き
滝登り・地震・氷の牙・殻を破る
今回の構築の最大の犠牲者。
殻を破るカジリガメが非常に強力なことは分かっていたが構築との相性が悪く、使い手の自分も完全に持て余していた。ガブリアスを強く意識した型だが、殻を破った後にガブリアス側もテラスタル切られると勝てず、天然も多くて使いこなせなかった。
一応水複合なので気持ちカバルドンに強いことがほかの岩ポケモンと比べた時の採用理由ではあるが、最後のほうにはカバルドンがいても投げなかった。ここの枠はリベンジしたい。
4.基本選出・苦手な相手
テラスタルはだいたいキラフロル
初手ガブリアスの見える展開構築、コノヨザル入り
キラフロル+キョジオーン+α
テラスタルはキョジオーン
受け構築
キョジオーン+セキタンザン+α
キョジオーン一体で勝てるような盤面を作る
苦手な相手をパッと思いついただけでも
・耐久振りステロガブリアス
ワンパンするにはバンギ合わせるしかない。でもテラスタルしてくる。
・初手テラスタルセグレイブ
テラスタルじゃんけんと龍舞じゃんけんがはじまる、だいたい負ける。
弱点つけないサザンがこんなに強いと思ってなかった。
・ステロ+雨+すいすいエース(フローゼル、カジリガメ、イルカマン)
無理。ユレイドル欲しくなる。
・ハラバリー
無理ではないが対面勝てなさげ。
・リククラゲ
無理。最強。キラフロルで草テラスタルしたのに炎テラスタルで返されて負けた。最強。
5.最後に
svのテラスタル環境正直めちゃくちゃ楽しくて450戦ほど潜りました。今の岩統一は強い弱いというよりは選択肢が狭すぎるのが苦しいが、まだまだ試す余地はあると考えています。例えば鋼テラスタル貰い火セキタンザンや緊張感バンギラスやチョッキキラフロルなど。
…一刻も早くテツノイバラとヒスイウインディとバサギリが使いたいです。
svの間に最終4桁、3桁を目指せるように頑張ります。
ありがとうございました。